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阪神、今季韓国20勝右腕アルカンタラを獲得 助っ人“伝統”の背番44「非常に興奮している」

[ 2020年12月24日 05:30 ]

阪神と来季の契約を結んだラウル・アルカンタラ(球団提供)
Photo By 提供写真

 阪神は23日、新外国人選手としてラウル・アルカンタラ投手(28=前韓国・斗山)の獲得を発表した。推定年俸200万ドル(約2億800万円)で2年契約とみられる。1メートル93センチの大型右腕は球団を通じて期待通りの戦力になることを誓った。

 「阪神でプレーする機会をいただいたことに感謝したいし、すばらしいチームの一員となることを誇りに思う。今はタイガースのユニホームに袖を通してプレーすることに非常に興奮している。勝利に貢献できるように、常に全力でプレーすることをファンのみなさんに約束します」

 背番号は、梅野が今季まで付けた「44」に決定。史上最強助っ人といわれる3冠王2度のバースや89年に38本塁打を放ち、その後メジャーでも大活躍したフィルダーらも付けた、助っ人にもなじみある番号。今季、韓国プロ野球で20勝した右腕に対しても必然的に期待は高まる。

 先発での活躍が見込まれるアルカンタラは16年にアスレチックスでメジャーデビューし2年間で通算13試合登板し2勝5敗、防御率7・19だったが、19年に韓国プロ野球入りしてから素質が開花。150キロ台の速球に安定した制球力も魅力で、斗山に所属した今季は31試合で198回2/3を投げ与四球30。1試合平均1・4個と自滅するタイプではない。年齢的にも28歳で、伸びしろもあるはずだ。

 球団外国人投手のシーズン最多勝利は64年にバッキーがマークした29勝。当時と違い6人程度でローテーションが確立した現在の143試合制では、さすがに難しいが、03年の井川が最後となる球団20勝に迫る数字は残してもらいたいのがチーム、虎党の本音だろう。

 22日に日米通算95勝を誇る左腕チェンの加入が決まり、守護神スアレスも残留確実。ガンケル、エドワーズの残留も発表されており投手王国の再建が確実に進む中、西勇とともにアルカンタラがその中心を担うはずだ。

 ◆ラウル・アルカンタラ 1992年12月4日生まれ、ドミニカ共和国出身の28歳。09年にアマチュアFAとしてレッドソックスと契約。アスレチックス在籍の16年9月5日にメジャーデビューし、2年間で通算13試合2勝5敗、防御率7・19。19年は韓国・KT、今季は韓国・斗山でプレー。1メートル93、100キロ。右投げ右打ち。

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