×

ロッテ獲得発表 アデイニー・エチェバリアという男 内野の超人的な守備にイチロー氏も感嘆

[ 2020年12月24日 21:06 ]

今年はブレーブスでプレーしたエチェバリア(AP)
Photo By AP

 ロッテが獲得を発表したエチェバリアは15~17年途中までマーリンズに在籍し、イチロー氏(現マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクター)と同僚だった。超人的な内野の守備力はイチロー氏も一目置く存在で、親しみを込めて「ヘチャ」と呼んでいた。

 広い守備範囲を誇り、反射神経や動きの素早さはメジャー屈指の遊撃手という呼び声も高かった。遊撃手としての守備力はゴールドグラブ賞級の実力者であったが、キューバ出身で英語が話せないこともあり、最も過小評価されていた遊撃手の一人でもあった。

 当時のマーリンズは二塁手にゴードン、三塁手にプラド、遊撃手にエチェバリアがレギュラーとしてプレー。全員が高い守備力を誇った。イチロー氏は「守備にウイークポイントがあるチームは強いチームにはなれない」という持論を持つ中で、常に「うちの守備力はいいからね」と、その内野守備力を大きく評価していた。エチェバリアの守備力についても「あいつ、人間かい!?」と驚きの声をよく挙げていた。

 打席では長打力に欠けるが、15年は打率・281をマークし、広角に打てる安定感があった。だが、長打力に意識を置いた16年は打率が・236に降下した。長所は右方向への打撃。右前打を打つ技術はメジャーでも高いものがあった。(MLB担当・笹田幸嗣通信員)

 ◆アデイニー・エチェバリア 1989年4月15日生まれ、キューバ出身の31歳。10年にブルージェイズと契約。12年にメジャーデビューし、同年オフにマーリンズに移籍。13年から4年連続で130試合以上に出場した。その後レイズ、パイレーツ、ヤンキース、メッツを経て19年途中からブレーブスでプレー。今季は27試合で打率・254、0本塁打、2打点。通算922試合で打率・253、37本塁打、273打点。1メートル83、88キロ。右投げ右打ち。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2020年12月24日のニュース