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藤川球児氏 セがパに追いつくには「DHにした方がいい」 メジャーで活躍する選手の条件も明かす

[ 2020年12月24日 17:18 ]

藤川球児氏
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 今季限りで現役を引退した元阪神投手の藤川球児氏(40)が22日深夜放送のフジテレビ「石橋、薪を焚べる」(火曜深夜0・55)に出演。自身も3シーズン在籍したメジャーリーグに生き残る選手の条件を語るとともに、セ・リーグのDH制導入に賛成した。

 番組でホスト役を務める「とんねるず」石橋貴明(59)を相手に終始柔和な表情で自身の野球人生を振り返った藤川氏。石橋から「まだやれたんじゃないですか?」と振られると「そうですねぇ…」としながらも「そこのせめぎ合いはもう37歳ぐらいから実はしてて」とし「誰にも言ってないんですけど。去年、ジャイアンツの阿部(慎之助)さんが引退されたじゃないですか。あの時と、上原(浩治)さんも去年やめられて。それで結構、実は自分もそういうふうに動かなければいけないんじゃないかっていうのを考えましたね。肩もしんどかったですけど、実際は」と引退決断の背景にライバル球団の2選手の存在があったことを明かした。

 そして、自身もカブス、レンジャーズと2015年まで3年間在籍したメジャーリーグについて石橋にNPBとの違いを聞かれると「単純明快ですよね。打者・石橋さん、ピッチャー・藤川。どっちが強いのかって。年間に1打席も対戦しないことも全然あるので。30球団あるんで」とし「やっぱり一見(いちげん)さんに強いヤツが残っていきます」とキッパリ。「別次元。力対力で飲まれちゃいますよね。そこでやってるダルビッシュ、田中、マエケン見ると、物怖じしない性格の子たちはすごい」とカブスのダルビッシュ有投手(34)、ヤンキースからFAとなっている田中将大投手(32)、ツインズの前田健太投手(32)の名前を具体的に挙げた。

 そして「それにパ・リーグが近づいてきてる」とし、セとパの実力差についても言及。「まずドラフトがウエーバーになった。逆指名制度の時は2人まで指名できたんで、若い子たち、学生たちはセ・リーグに行きたいっていうのがずーっと刷り込まれているんで。順番にセ・リーグから埋まっていく。大学との関係とかがあって。今もう完全にそれがない」とした上で「DH制があるのでパ・リーグの場合は。先発ピッチャーがまず育つ。(セ・リーグは)初回に4点取られたら打席があると代えなきゃいけないんですけど、パ・リーグだとシーズン(が長いことを考えてその後も)投げないといけないから、その間にピッチングを覚えていく。セだと、僕もそうだったんですけど、先発やってて2、3点取られて4回ぐらいでもう代えられちゃうんですよね。となると、やっぱりリリーフの方がいいんじゃないか、勢いのあるピッチャーは…ってなって、後ろにいっちゃうっていう」と先発投手が育ちにくい土壌になっているセ・リーグの現状に触れた。

 巨人が提言しているセ・リーグのDH制導入についても「僕はDHにした方がいいと思います」と断言。「能力持っているヤツを前(先発投手)にもっていかないと勝てないっていうふうにしてしまえば、5年ぐらいしたらサイクル(循環)してくると思います」と話していた。

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