西武栗山は37歳で異例の3年契約を結ぶ 球団生え抜き初の2000安打へ「集中していける」

[ 2020年12月13日 17:20 ]

契約更改を終えて会見する栗山(撮影・尾崎 有希)
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 西武の栗山巧外野手(37)が契約更改交渉に臨み、来季年俸は2000万円増の1億7000万円で新たに3年契約を結んだ。

 来季が節目の20年目。40歳シーズンまでの異例の長期契約は、残り74本に迫っている球団生え抜き初の2000安打への強力なバックアップとなる。

 交渉を終えた栗山は「個人的にも目指すべき数字がある。それに向けて思い切って野球に集中して臨んでいける。非常にありがたいバックアップをしていただいた」と感謝した。

 120試合にシーズンが短縮された今季は、111試合の出場で101安打。順当に行けば来シーズン中に大台に到達する。

 渡辺久信GMからは「複数年だけど1年で(記録到達に)いっちゃえよ!駄目だったら次の年にいけばいい」と激励されたという。色紙には今年の漢字として「光」と書き、コロナ禍で異例のシーズンとなる中で「暗闇の中で一つの光を見つけた。光が差し込んだ1年だった」と話した。

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