巨人 FAで井納獲得発表!14日に梶谷とDeNAコンビダブル会見

[ 2020年12月13日 05:30 ]

14日に梶谷と巨人入団会見を行う井納
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 巨人は12日、DeNAから国内FA権を行使した井納翔一投手(34)から入団の意向を伝えられたと発表した。14日に正式に契約を結んだ後、同じくDeNAからFA移籍する梶谷隆幸外野手(32)とともに入団会見を行う。原監督も同席する。

 巨人は先発として期待する井納に対し、交渉解禁日の6日に交渉。2年総額約2億円を提示したとみられ、ヤクルトとの争奪戦を制した。梶谷とともにハマの投打の主力の獲得に成功。巨人でFA移籍選手のダブル会見は16年の山口(DeNAから移籍)と森福(ソフトバンクから移籍)以来4年ぶりだが、同一球団から獲得した2選手による会見はプロ野球全体でも例がない。

 DeNAも退団を発表。井納はチームがCSに初めて進出した16年の巨人とのファーストステージ第1戦で先発し、勝利投手になったことを思い出に挙げ、「東京ドームでのファンの皆さまの歓声は忘れることはできません。本当に濃い8年間でした」と感謝した。

 巨人は日本シリーズでソフトバンクに2年連続の4連敗。前日の感謝祭で原監督は「来季が早く来いというふうに燃えております」とファンに雪辱への思いを語った。9年ぶりの日本一奪回へ、井納と梶谷は重要なピースとなる。(青森 正宣)

 ▼DeNA三原一晃球団代表 悩んで出した答えだと思いますので我々にとっては非常に残念ですが、彼の決断を尊重したい。梶谷選手同様、同じリーグの対戦相手。我々にとって良い結果を出すことができるよう来年の開幕までしっかり準備をしていきたい。

 ▽16年の山口&森福ダブル入団会見 12月5日に都内のホテルで行い、山口は背番号42、森福は背番号13のユニホーム姿を披露。高橋監督は「もう巨人の選手なんで“君”や“選手”はつけないよ」とそれぞれを名前で呼び、場をほぐす心遣いを見せた。ともに移籍決断の理由を「自分自身の成長のため」と説明。終始、緊張の面持ちだったが、写真撮影では高橋監督を真ん中に満面の笑みを見せた。

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