巨人・今村 師匠・内海の背番「26」継承!今季5勝、10年目来季は先発ローテ期待

[ 2020年12月13日 05:31 ]

師匠・内海の背番号26を背負う巨人・今村
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 巨人・今村信貴投手(26)の背番号が「45」から「26」に変更されることが12日、分かった。同じ左腕で元同僚の西武・内海哲也投手(38)が18年まで15年間背負っていた番号を受け継ぐことになった。

 今村にとって内海は2年前まで自主トレに同行するなど尊敬する先輩。巨人にFA加入した炭谷の人的補償で内海が西武に移籍後の昨オフは、後輩の高橋と横川を連れて自主トレを行った。投手陣のリーダーとしての自覚を胸に「ランニングの量とか、内海さんに教わったことをやっている感じです。私生活も見習うことがいっぱいある。そういったことを後輩にも教えていけば、絶対、後輩にも糧になる」と内海イズムを伝えてきた。

 師匠が行ってきた「ランドセル基金」も19年から引き継いだ。児童養護施設の子供たちにランドセルを贈る活動で、昨季は登板数と同じ17個を出身地である大阪府の施設に寄贈。グラウンド以外でも、先輩の志を継承している。

 「結果でしか恩返しができない」と活躍を誓っていた左腕は今季、主に先発で防御率3・16、5勝2敗。納得のいく成績とはまだ言えない。「26」を背負う10年目の来季こそ、先発ローテーションの一角を担い、恩返しする。なお、26をつけていた高橋には別の番号が用意される。

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2020年12月13日のニュース