西武中村は1億3000万円減で更改 息子の試合見てリセット 来季へ「ゼロから」

[ 2020年12月13日 17:36 ]

<西武・契約更改>契約更改を終えて会見する中村(撮影・尾崎 有希)
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 西武の中村剛也内野手(37)が13日、契約更改交渉に臨み、1億3000万円ダウンの2億2000万円でサインした。

 プロ19年目の今季は79試合で打率・213、9本塁打、31打点。大幅ダウンとなったが「それぐらい下がるでしょう。今年、何もしていないし」と話した。渡辺久信GMからは「まだまだ打線を引っ張ってもらわないと困る」と激励されたという。

 中村にとって現在は「リセット」の時期。「はっきり言って、今は野球のことは全然考えていない」と言い、バットも今季の最終戦から振っていないという。

 軟式野球チームで4番を打つ息子の試合を見に行ったりしてリラックスしているといい「今日も2時から試合があった。見に行けなくて残念」と笑顔を交えて話した。

 リセットの先にあるのは「もう1回、ゼロからできるんじゃないか。自然に振れるんじゃないかな、と思う」。節目の20年目を迎える来季に向けては「もう一回レギュラーをしっかり取って、キャリアハイの成績を残せるよう頑張りたい」と力を込めた。

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2020年12月13日のニュース