西武今井が700万円減で更改 今季わずか3勝に「危機感を持って」160キロ目指す

[ 2020年12月13日 15:43 ]

契約更改を終えて会見する今井(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ

 細マッチョで160キロだ。西武・今井達也投手(22)が13日、契約更改交渉に臨み、700万円減の2800万円でサインした。

 大きな飛躍を期待された今季だったが、19試合の登板で3勝4敗、防御率6・13。「1年間何もできなかったというか、チームに全く貢献できなかった。悔しかった」。渡辺久信GMからは「本当にガムシャラにやらないと」と叱咤(しった)されたという。

 捲土重来の来季へ、今井が力を入れているのがウエートトレーニング。11月の宮崎でのフェニックスリーグから改めて取り組み始め「体が細いので、筋力とかを見直したいなと。筋肉の量にこだわりたい。特に背筋。(宮崎でも)酸欠になるぐらいやっていた」。結果はすぐに出た。フェニックスリーグでは自己最速を更新する157キロをマーク。「11月で157キロが出た。ウエートは間違いないんだな、と思った」と振り返った。鏡を見ても体型の変化が分かるといい「違うな、とちょくちょく思う」と笑顔を見せた

 チームでは平良に続く日本人投手の160キロも視野に入る。「あと3キロ。目指したい」と力を込めた。

 DeNAのドラフト1位・入江(明大)は作新学院の同期。楽天のドラフト1位・早川(早大)ら、同学年の選手が新たにプロ入りする。プロの世界では先輩になる今井は「刺激になる。危機感をもってやりたい」と力を込めた。

続きを表示

2020年12月13日のニュース