西武・平良 3・5倍増の4200万円でサイン、54試合登板「濃い一年だった」

[ 2020年12月13日 05:30 ]

来年の目標を記した色紙を手に笑顔を見せる平良(撮影・尾崎 有希)
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 西武の平良が所沢市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1200万円から3000万円増の年俸4200万円でサインした。3・5倍増で高卒3年目ではヤクルト・村上に次ぐ年俸となり「イメージしたより良かった。こんなに活躍できると思わず、濃い一年だった」と喜んだ。

 3年目の今季はリーグ最多に並ぶ54試合に登板し、1勝0敗1セーブで33ホールド。防御率も1・87と好成績を残し、新人王の有力候補に挙がっている。7月19日の楽天戦では日本選手6人目の160キロを計測し、20試合連続無失点を記録。渡辺久信GMも、「申し分ない素晴らしい一年。3年間でここまでになるとは想像していなかった」と絶賛した。

 来季もセットアッパーとして期待される21歳右腕は「防御率0点台で最優秀中継ぎ投手賞受賞」と目標を掲げた。今オフは宮古島で自主トレを行う予定で「直球の質をもっと向上させるためのトレーニングをしたい」とレベルアップを図る。(大木 穂高)

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2020年12月13日のニュース