広輔VS俊太 田中兄弟、今季初のスタメン対決 初回から絡んでネット歓喜「後ろ姿が瓜二つ」

[ 2020年10月14日 18:20 ]

セ・リーグ   広島―巨人 ( 2020年10月14日    東京D )

 巨人―広島20回戦が14日、東京ドームで行われ、広島に所属する兄・田中広輔内野手(31)と巨人でプレーする弟・田中俊太内野手(27)が今季初めてともにスタメンとして対決。1回表から兄弟がプレーで絡んだ。

 兄は「2番・遊撃」、弟は「7番・一塁」で先発出場。初回、1死走者なしで打席に入った兄は2ボールからの3球目を一ゴロとし、プロ入り後初めて一塁でのスタメンだった弟がこれを捕球、一塁ベースカバーの高橋に送球してアウトに仕留めた。

 ともに東海大相模高、東海大、社会人野球(兄はJR東日本、弟は日立製作所)と進んだ田中兄弟。昨年4月12日には兄・広輔が打撃不振により1番を外された同日に弟・俊太がプロ通算105試合目のヤクルト戦に初の1番打者で先発出場。昨年5月10日にはDeNA戦(マツダ)で満塁弾を放った兄に続いて弟もヤクルト戦(東京D)で満塁弾を放ち、史上8組目の兄弟による同日満塁アーチを達成した。

 また、昨年5月25日、東京ドームでの対戦では三盗を仕掛けた兄と三塁を守る弟による微妙なタッチプレーでリプレー検証が行われたことも。今年9月21日の対戦(東京D)では兄が初回に先制の5号2ランを放ち、ベンチスタートとなった弟に兄の威厳を見せつけていた。

 久々の兄弟競演が初回から実現したことにネットも歓喜。「田中兄弟どっちもスタメン」「田中兄弟揃ってる」「今日は田中兄弟野球か」「しょっぱなから田中兄弟」「田中兄弟は後ろ姿が瓜二つ」と盛り上がっていた。

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2020年10月14日のニュース