これぞプロ!東京ドームで両軍が美技連発、スタンド騒然 若林横っ飛び タナキクも躍動

[ 2020年10月14日 19:18 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2020年10月14日    東京D )

<巨・広>2回2死、堂林の打球を好捕する若林 (撮影・森沢裕)
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 東京ドームで行われた巨人―広島20回戦で両チームが“これぞプロ”という美技を序盤から連発。スタンドを大いに沸かせた。

 まずは巨人の「6番・左翼」で先発出場した若林。1―0で迎えた2回、先発左腕・高橋が会沢に同点アーチを浴び、続く堂林は左翼へ痛烈な打球を放った。だが、若林は左に切れていく打球をダイビングキャッチ。これに救われた高橋はその直後となった3回に巨人投手では5年ぶりとなる三塁打で自ら勝ち越し点を叩き出すなど相乗効果を生んだ。

 だが、広島も負けてはいない。1―2で迎えた3回、無死一塁で坂本の放った遊ゴロを田中広が華麗にさばくと、二塁へ送球。ボールはわずかに逸れたが、二塁を守る名手・菊池涼がベースを踏んでから体勢を崩したまま一塁へ強いボールを投げて6―4―3の併殺打を完成させた。

 これぞプロ!というプレーの続出に東京ドームは大盛り上がり。菊池涼は4回にもかつて“タナキクマル”としてリーグ3連覇を達成した同学年で先頭の丸が放った痛烈な二ゴロを好捕してアウトに。プロの美技に東京ドームが酔いしれた。

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2020年10月14日のニュース