今季初先発の高橋、巨人投手として5年ぶりの3ベース放ち、自ら勝ち越し Gベンチ&ファン、大盛り上がり

[ 2020年10月14日 18:55 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2020年10月14日    東京D )

<巨・広>3回2死一塁、高橋は三塁打を放ち、笑顔を見せる (撮影・森沢裕)
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 巨人の2年目左腕・高橋優貴投手(23)が広島戦で今季初先発。2回に自ら勝ち越し打となる三塁打を放ち、東京ドームを大いに沸かせた。

 昨年8月以来の白星を目指し、今季2試合目の登板で初先発となった高橋がいきなり“打者”として魅せた。1―1で迎えた2回、2死一塁で入った第1打席。広島先発右腕・遠藤が1ストライクから投じた2球目、真ん中付近に入ってきたスライダーを叩くと、打球は浅めに守る広島外野陣をあざ笑うかのように右中間を真っ二つ。野手顔負けの激走を見せた高橋は二塁ベース到達後いったんスピードを緩めたものの、すぐに再加速して三塁まで進み、スライディングせずに到達したベース上でガッツポーズを見せた。

 高橋の快打&激走に巨人ベンチは総立ちで大盛り上がり。三塁ベースコーチを務める後藤野手総合コーチも満面笑みで高橋を祝福した。なお、巨人投手の三塁打は2015年8月6日のヤクルト戦(神宮)で菅野智之が右中間へ放って以来5年ぶり。高橋は今季初打席で初安打初打点そしてプロ初の三塁打。プロ通算でも4安打2打点目となった。

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