ナ優勝決定S、今季初の有観客開催でブレーブス先勝　「5万人いるよう」フリーマン感激

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦   ブレーブス5―1ドジャース （ 2020年10月12日    アーリントン ）

<ドジャース・ブレーブス>距離を取りながら観戦するファン（AP）
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　ナ・リーグ優勝決定シリーズが12日（日本時間13日）、アーリントンのグローブライフ・フィールドで開幕。公式戦では今季初めて有観客で開催され、久しぶりにファンの歓声が球場に響いた。

　入場を制限したチケットは完売。1万700人が集まった。4人1組で各組が距離を取りながら観戦。8回まで1―1の接戦に、指笛やブーイングが巻き起こった。ブレーブスの主砲フリーマンは「偽の歓声ばかり聞いてきたから、うれしかった。5万人いるように聞こえた」と感激。ドジャースのエース左腕カーショーは「ファンがいる景色は誰もが歓迎する」とした。

　ブ軍は同点の9回、メジャー2年目の23歳、9番ライリーの勝ち越しソロなど4得点。投げても先発左腕フリードが6回1失点、7回以降は元日本ハムのマーティンら3投手の完全救援などで、ポストシーズン全勝対決を制した。20日（同21日）に同球場で開幕するワールドシリーズも、有観客で実施される。