ブルージェイズ今季の本拠地はピッツバーグ? パイレーツが受け入れを表明

[ 2020年7月21日 12:39 ]

パイレーツの本拠地、PNCパーク(AP)
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 カナダでの検疫問題でトロントでの今季の試合開催が困難になったブルージェイズ(ア・リーグ東地区)が、米ペンシルベニア州ピッツバーグに本拠を置いているパイレーツ(ナ・リーグ中地区)の「PNCパーク」で今季のホームゲームを行う可能性が出てきた。

 AP通信によれば、パイレーツのデレク・シェルトン球団社長は「試合を行う場所が必要ならば我々は助けることができる」として受け入れを表明。すでに大リーグ機構(MLB)を含めた協議が続いており、29日に予定されているブルージェイズの今季ホーム開幕戦(対ナショナルズ)は、ピッツバーグで開催される公算が大きくなった。

 前巨人の山口俊投手(33)が入団したブルージェイズはトロントの本拠地、ロジャース・センター(収容5万3000人)でキャンプを再開させていたが、米国での感染拡大を憂慮するカナダ政府から“特例措置”が認められなかったため、どこでホームゲームを行うのかが注目されていた。

 本来のキャンプ地となっているフロリダ州ダニーデンのTDボールパーク(収容8500人)は、フロリダ州の感染拡大で対象から外れ、3Aバファロー・バイソンズが米ニューヨーク州バファローで使用しているサーレン・フィールド(収容1万8000人)も、照明や打撃練習場などの施設が不十分だと判断されていた。

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