雄星 開幕前ラスト登板で手応え3K「バランス良く投げられた」

[ 2020年7月21日 19:46 ]

紅白戦で投球するマリナーズ・菊池(AP)
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 マリナーズの菊池雄星投手(29)が20日(日本時間21日)、開幕前最後の調整登板となった紅白戦に先発し、4回を2安打1四球3三振2失点だった。「最後にいい調整ができた」と納得の表情を見せた。

 3回までは無安打投球。最速96マイル(約154キロ)の直球とフォークのように落ちる新球チェンジアップで3三振を奪い「前回(の実戦)は久しぶりでバランスを崩したが、1週間で修正ができた。バランス良く投げられた」と笑顔。4回は内野安打や四球、自身の失策などで2点を失ったが「崩れることなく投げられた」と納得の表情だった。

 今季初登板は26日(日本時間27日)、敵地でのアストロズ戦。昨季チームは1勝18敗と負け越し自身も0勝2敗、防御率5.40と歯が立たなかった。「勝たないと上が見えてこない相手。投げるのが楽しみ。野球が出来る喜びを爆発させるシーズンにしたい」。メジャー2年目に向け準備は万端。飛躍を誓った。

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2020年7月21日のニュース