ダルビッシュ 初回いきなり5失点も修正力発揮「打たれてから気持ちが入って集中力が出た」

[ 2020年7月21日 19:57 ]

ホワイトソックス戦に登板したカブスのダルビッシュ(AP)
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 カブスのダルビッシュ有投手(33)が20日(日本時間21日)、ホワイトソックスとの特別ルールのオープン戦に先発し、5回途中7安打5失点だった。

 初回、先頭と2番打者を追い込みながら、右中間二塁打と中前適時打を許し8球で失点。そのあと単打、四球で満塁となり、5番・ヒメネスに初球の甘い2シームを中越えに満塁本塁打された。アウトを一つも取れないまま5失点。そのあと2アウトを取ったが、8番打者に中前打を許したところで、球数が29球となり、オープン戦ならではの特別ルールで回が終了。デービッド・ロス監督は「2ストライクからの球が甘く入った」と指摘した。

 2回以降は立ち直り、5回途中まで2安打1四球を与えたのみ。球数も2回以降は、9球、12球、12球とテンポよく抑えた。4回、先頭の右打者・ロバーツには2ストライクからチェンジアップで空振り三振を奪うなど、新兵器も披露した。5回、先頭のアンダーソンに内野安打を許したところで、球数が67球になり交代。5回途中まで7安打5失点3三振、2四球。球数は67球で、ストライクが48球、空振り8個。ストライク率は71・6%だった。

 ダルビッシュは自身のツイッターで「久しぶりに他チーム相手に投げてきました!初回いきなり打たれてから、気持ちが入ってシーズンのような集中力が出た気がします。あとは一番得意なはずのカットだけ。次は開幕なのでしっかり調整します」とつぶやいた。

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