龍谷大・向井地 4番で先制&決勝弾、初采配の本郷監督に白星プレゼント

[ 2020年7月20日 17:18 ]

関西六大学春季リーグ代替試合   龍谷大5―0大経大 ( 2020年7月20日    皇子山 )

<関西六大学 大経大・龍谷大>2回無死、先制の本塁打を放つ龍谷大・向井地(撮影・平嶋 理子)
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 オープン戦以外で初めて4番に座った向井地大(3年=近江)が2回、左越えに先制&決勝の“祝砲”ソロ本塁打を放ち、2月に就任した元ヤクルトの本郷宏樹新監督に初采配初勝利をプレゼントした。

 「打ちたいと気持ちが先走って力が入ってしまうので、4番を打ったときはなかなか結果が出なかった。4番で打てて気持ちいいです」

 自らの弱点をしっかり分析できているからこその一発だった。自粛期間の自主練習中に指揮官から「下から振るのではなく上からボールを叩け」と打撃のアドバイスをもらい「最近不調だったのもあって逆に開き直れた」と晴れやかな表情。毎日練習の前後にミーティングを行い、自粛期間で集合できなかったときもオンラインで練習動画を送り合ったりと、チームの結束力が弱まることはなかった。

 実りの秋に向け最高のスタート。「自分の成績よりチームの勝利。日本一を目指し勝ちにこだわっていきたい」と言葉に力を込めた。

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2020年7月20日のニュース