【大谷と一問一答】「投げ心地的には前回より全然良い」 “週イチ”二刀流は「一番回りやすい」

[ 2020年7月20日 08:59 ]

登板後にオンライン会見を開いた大谷

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が19日(日本時間20日)、本拠地エンゼルスタジアムでキャンプ3度目の特別ルールの紅白戦に先発し、打者22人に対し、5安打、4四球だった。

 大谷との主な一問一答。

 ――直球が途中から良くなったように見えた。
 「もちろん100マイル(約161キロ)を何球も何球も投げられているという感覚ではないですし。それは紅白戦だからもしかしたらあるかもしれない。投げている感じは。投げ心地的には前回より全然良いんじゃないかなと思います」

 ――開幕に向けて不安なく入れる。
 「不安はやっぱりありますね。それは1試合、投げ終わってからでもあると思いますし。それは来年、再来年になっても開幕前は不安あるかなと思うので。やっぱり1本ホームランが出るまでとか、1個三振取るまでとか、1勝するまでとか不安はあるかなと思いますね」

 ――打者としての仕上がりは。
 「打者としての仕上がりはまずまず良いと思います。ボールは見えていますし。その中でヒット、ホームランも1本出ましたけど、そんなに出過ぎてないのもいい思います」

 ――週1回、登板する二刀流のリズムについて
 「トータルで考えた時に一番回りやすいのかなとは思いますね。僕が決めているわけではないので。日曜日はデーゲームですし、次の日はオフなので。そういう意味でも登板後の時間、打つまでの時間を空けられるので、そういうことじゃないかなと思っています」

 ――そのオフの使い方は。
 「気持ちの切り替えというか。それは必要なので。良かった時はいいですけど。悪かった時は打席にもっていくわけにはいかないので。逆もしかりなので。そういう意味でも空いた時間は必要かなと思います」

 ――個人的な目標、チームとしての目標は。
 「チームとしては勝つ、優勝するということだけ。個人的にはきっちり与えられた球数、イニングだったりとか、シーズン何登板するとかじゃないかなと思うので。短いシーズンですし、特にケガなくしっかり出続けることが一番大事だと思います」

 ――新型コロナの影響で遅れて特別なシーズンになる。
 「特別ではありますけど、60試合になったからっていうことよりかは、復帰するシーズンなのでそういう意味では心の持ちようは違うかなというのは感じています。気持ち的にはどのシーズンもやっぱりベストのシーズンにしたいという思いで入るのでその気持ちは変わらないかなと思います」

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