ソフトバンク・二保　6回零封で2勝目！「リズム良く投げられた」

パ・リーグ   ソフトバンク3―2オリックス （ 2020年7月19日    京セラD ）

＜オ・ソ＞6回無失点で2勝目を挙げた二保（撮影・成瀬　徹）　　
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　もちろん、投手に打席はない。しかし、緊張した面持ちの女性リポーターから、お立ち台で「ナイスバッティングでした！」と振られ、ソフトバンク・二保は相好を崩した。6回94球、4安打零封で今季2勝目だ。

　「相手投手がいいのは分かっているので、自分はできる限り少ない失点で、打者に点を取ってもらってと。リズム良く投げられた」

　要所で4番ジョーンズを封じたのが大きい。初回2死三塁では外角スライダーで右飛。3回2死満塁では145キロ内角直球で遊ゴロ。味方が3点を取った7回から、高橋礼にバトンを託した。

　今季先発5試合目で初の零封白星。工藤監督も「低め、低めに球を操れていた。やってきたことが形になって表れてきているしうれしい。素晴らしい投球！」と絶賛した。

　ローテーション通りだと18日の登板だったが「戦術面の理由（工藤監督）」でずれ、中7日で結果を出した。

「勝って帰ることができてうれしい。福岡でも連勝を続けられるようにしたい」と、また笑った。