西武2軍が毎週月曜にトピック配信 初回は西川、会心一発でCAR3219フィールド初勝利貢献

[ 2020年7月20日 15:40 ]

レオ人形とともに記念撮影する西武・西川(球団提供)
Photo By 提供写真

 西武は20日、今週から毎週月曜日に2軍トピックスを配信することを決定した。第1回は西川愛也内野手。

 15日から新本拠地「CAR3219(カーミニーク)フィールド」で戦いを始めたライオンズのファームの面々。新設の電光掲示板や、無人とはいえ300人収容の応援席を見て気分を高揚させている。

 15日の巨人2軍とのこけら落としの一戦は引き分けたが、翌16日には初勝利を挙げた。

 主役は将来のレオを担う西川愛也。初回巨人に1点先制されたが、直後に先頭打者の西川が中堅右に特大の本塁打を叩き込み同点とした。「打った感触は今までで一番“軽かった”」という一発は、遠征期間中も所沢に残留して下半身強化を徹底した成果だ。

 ここまでライトポール際やレフトポール際など“最短距離”の本塁打が多かったが、この一発は150キロ近い直球を最深部に運んだ。

 このアーチを皮切りに中盤に勝ち越し4対2で勝利。将来のライオンズを担うであろうヤングレオがCAR3219フィールド初勝利に華を添えた。

 ▼西川愛也 遠征中もみっちり所沢で練習をしてきて、下半身を使うメニューで強化してきました。残留練習中に指導してもらった上本コーチに「ナイスバッティング!」と声を掛けてもらいました。これまでチームに迷惑をかけてきたので、これから貢献していけるよう頑張ります。

 ▼上本達之二軍育成コーチ 下半身の使い方と、股関節の硬さが目立つので、補強というよりはストレッチを取り入れるイメージで本人と話をしていました。下半身の動かし方は定着できているなと感じています。変化が見えています。ホームランの映像を見ましたが、よかったと思います。昨年も何本かホームランを打っていましたが、すべてライトポール際でした。センター寄りに150キロ近い球をはじき返せたというのは収穫だと思います。

続きを表示

2020年7月20日のニュース