西武・平良　出た160キロ！直後の悪夢　今季11戦目で初失点

パ・リーグ   西武5―9楽天 （ 2020年7月19日    楽天生命 ）

＜楽・西＞7回2死満塁、内田に勝ち越しの右越え満塁本塁打を打たれ呆然と立ち尽くす平良、後方左から2人目はガッツポーズで生還する浅村（撮影・尾崎　有希）
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　大台到達の直後に、悪夢が待っていた。西武・平良が5―3の7回無死満塁、3番手で登板。最初の打者・ロメロから直球で空振り三振を奪った。これが自己最速を2キロ更新する160キロ。しかし、続く浅村にカットボールを中前適時打され、内田には2死満塁から155キロを被弾した。

　「160キロはめちゃめちゃいい球でした。ただその後打たれた。次は割り切って（切り替えて）いく」。前日まで今季10登板、9回2/3を無安打無失点を続けていた右腕は、2/3回を3安打3失点で降板。「今日は大量失点が反省」と悔やんだ。

　逆転負けで楽天5連戦は負け越し。辻監督は「その（満塁の）前の平井が、野選でピンチを広げた場面を反省しないと」と振り返った。（大木　穂高）

　▼西武・山川（3回に左越え9号3ラン。今季2度目の3戦連発）打ったのはチェンジアップ。いい角度で上がってくれたなと思いました。