楽天・浅村　古巣相手の11号　4の4で4打点も「自分のヒットよりも内田」

パ・リーグ   楽天9―5西武 （ 2020年7月19日    楽天生命 ）

＜楽・西＞試合後、グッズを手に笑顔を見せる浅村（左）と内田（撮影・白鳥　佳樹）
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　楽天の4番・浅村が、11号ソロを含む4打数4安打4打点で古巣を苦しめた。7回1死満塁では中前への2点適時打。試合を5―5の振り出しに戻し、内田の決勝弾へとつなげた。マウンド上の平良は開幕から無安打投球を続けていたが、外角148キロのカットボールを左手一本ではじき返し、貫禄を見せつけた。

　塁上ではベンチの仲間に向かって何度も拳を突き出し、最後はぐるぐると腕を回して笑顔。普段はクールな男が珍しく感情を爆発させ、チームを鼓舞した。11本塁打と35打点でリーグ2冠を独走中だが「自分のヒットよりも内田が打ったことの方がうれしい」。自身の後継者と期待される弟分に「もっと打つと思う」と太鼓判を押した。