侍J稲葉監督、先発転向の楽天・松井に期待「両方の気持ちが分かれば成長に」

[ 2020年2月7日 15:13 ]

 侍ジャパンの稲葉篤紀監督(47)は7日、久米島町の楽天キャンプを視察し、今季から先発へ転向する松井裕樹投手(24)のさらなる進化に期待した。

 「2年前にも先発をやりましたが、両方の気持ちが分かれば大きく成長につながる。先発してどうなるかというところは期待したい部分ですね」

 室内練習場では久しぶりに再会し、談笑した。昨年11月のプレミア12は代表メンバーに選出したが、左肘の違和感を訴え辞退していた。

 楽天では先発に専念するが、代表チームでは先発だけでなく救援で起用する選択肢もある。「どっちもできるという意味では、まだどちらでというのはね。先発でやるというのなら、まずは先発でというところから見ていきたいなと思います」と稲葉監督。東京五輪では勝ち続ければ決勝までの試合数は少なく、日程が楽になるが、グループリーグで敗れて下位に回ると、試合数が増え連戦が続く。先発と中継ぎ、どちらもこなせれば人数が限られる中ではうってつけの存在に。「負ければ先発が要る。ある程度、先発投手は多めにしないといけない部分もある」と同監督は続けた。

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2020年2月7日のニュース