ソフトB・バレンティン 守備もいける!初シートノックで無失策 打っても柵越え20発

[ 2020年2月7日 05:30 ]

外野ノックを受けるソフトバンクのバレンティン(撮影・中村達也)
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 守備もいける!新加入のソフトバンク・バレンティンが6日、宮崎キャンプで初めてシートノックに参加し、左翼守備で無失策。首脳陣にアピールした4番候補は「体の動きも日に日に良くなって(守った)感覚的にも良かったです」と胸を張った。

 朝のウオーミングアップ後の80メートルインターバル走も6本を激走。ここまでベースランニングなどランメニューも全て消化している。この日は守備でもゴロやフライを無難に処理してアピールに成功。見守った村松外野守備走塁コーチも「思っていたより、回転のいい球を投げられるし、ノックもしっかり動けている」と高く評価した。

 もちろん、「本職」も開幕に向けて順調に歩を進めている。この日は初めてランチ特打も敢行。「イエス!」と叫びながら快打を連発した。112スイングで3連発を含む20本の柵越えを披露。最終スイングで放たれた打球はバックスクリーン右に消え、ど派手なガッツポーズも見せた。すでにチームに溶け込んでいる陽気な助っ人は「特打は30分。初めから飛ばすと、クタクタになるので徐々に力を入れるやり方です。感覚的にもいいです」と笑顔で振り返った。

 ヤクルトでの9年間で288本塁打をマークした長距離砲の加入で打線はさらに厚みを増す。工藤監督は「守りでも全力を出しているように見えた。その姿勢が大事」と評価し「(一塁手起用も)本人の気持ちがあれば時期も含めて考えます」と守備位置も含めて起用法を検討していく意向。3年ぶりの優勝奪還へ、視界は良好だ。

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