楽天・浅村「もう一度世界一に」 侍J稲葉監督と対面、東京五輪への思い語る

[ 2020年2月7日 19:35 ]

<楽天キャンプ>稲葉日本代表位監督と談笑する浅村 (撮影・白鳥 佳樹)
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 楽天の浅村栄斗内野手が、東京五輪への強い思いを語った。沖縄・久米島キャンプ第2クール2日目の7日、視察に訪れた侍ジャパンの稲葉篤紀監督と対面し「体の状態とか、そういうことを聞かれました」と話した。

 昨年11月の国際大会「プレミア12」では、侍ジャパンを初優勝に導く活躍を見せた。「日の丸の重みを凄く感じた。東京五輪にも選ばれて、もう一度世界一になりたい。東京で五輪が開催されるのは僕が野球をやっている間はもうないと思う。ずっと目標にしてきたし、とにかくアピールしたいです」。特別なシーズンになることを意識しながら、シーズン開幕に向けた準備を進めている。

 今キャンプは三木肇新監督の下で、チームとしてサインプレーや細かい戦術面の練習に多くの時間を費やしている。ケース打撃では浅村にバントのサインが出ることもあり「そういう場面であたふたしないように練習している。細かい野球をすることも理解している。勝利に直結することもたくさんあると思うので」。球界を代表する強打者となった今、送りバントやスクイズなどのサインが出ることはないが、積極的にバント練習にも取り組んでいる。

 「バントのサインは5~6年は出ていないですね。でも若い頃は結構サインが出ていた。ここまで徹底してやったのは(プロ入り後)初めて。高校生以来ですかね」

 チームが勝つためなら、自分を犠牲にしてどんなことでもやる覚悟はある。「とにかく優勝したい。そのための戦力も充実している。優勝するために自分は何ができるのか」と浅村。ここまでキャンプでの調整は順調で、まずは万全の状態で開幕を迎えることに全力を注ぐ。

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