中日・山本 2020年の“開幕投手”だ!8日、初の対外試合で先発に抜てき

[ 2020年2月7日 05:30 ]

投内連係でマウンドから投げ込む中日の山本(撮影・椎名 航)
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 中日の山本が2020年の“開幕投手”を務める。1軍は8日に初の対外試合となる阪神との練習試合が組まれており、3年目右腕が先発に抜てきされた。「狙っていたところ。自分が最初にアピールできるので、良い結果を出して良くも悪くも周りにプレッシャーをかけたい」

 初実戦となった4日の紅白戦では2回を2安打無失点。「しっかりストライクゾーンに投げられた」と手応えを口にした。今季はカットボールの軌道でスライダーのように曲がって落ちる「スラッター」を習得中で、紅白戦でも「ほぼ直球とスラッターを投げましたが良い感じでした」と仕上がりは上々だ。

 昨季3勝をマークした山本に、与田監督も「今年はローテーション入りの期待を持っている」と評価が高い。市西宮出身で幼少期は大の阪神ファン。プロ初登板、初勝利ともに甲子園での阪神戦と縁が深い虎相手に好投し、念願の開幕ローテーション入りに弾みを付ける。(徳原 麗奈)

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2020年2月7日のニュース