マエケンらの大型トレードに「待った」 Rソックスが交換要員の「医療リポート」見て難色

[ 2020年2月7日 05:30 ]

前田健太
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 ドジャースの前田健太投手(31)やレッドソックスのムーキー・ベッツ外野手(27)らが絡む大型トレードに、「待った」がかけられていることが5日(日本時間6日)、分かった。4日にトレードの第一報が報じられたが、正式発表には至っていない。関係者によると、ツインズから獲得予定の100マイル(約161キロ)超の直球を誇る右腕グラテオルに関する医療リポートを確認したレ軍が、難色を示した。

 21歳の有望株は右肩故障で昨年、2カ月離脱。手術経験もあることで、レ軍は当初は先発候補として期待していたが、先発の適性に疑問が生じた。ベッツと先発左腕プライスを放出する今回のトレードに関して、レ軍ファンからは不満が噴出。編成部門への風当たりが強くなっており、レ軍が故障歴などを盾に、交換する選手や金銭の追加を求める動きを見せているもようだ。

 ド軍、レ軍、ツ軍での3球団で計5人が動くトレードに加え、ド軍はエンゼルスとの1対3のトレードも進行中だが、全て一時中断。米サイト「ジ・アスレチック」は「関係者は“交渉はまとまる”と自信を持っている」としているものの、予断は許さない。 (ロサンゼルス・奥田秀樹通信員)

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2020年2月7日のニュース