ヤクルト・ドラ1奥川 堅実派?今季の目標は「3勝」プロにならなかったら「公務員」

[ 2020年2月7日 05:30 ]

西都市立穂北中野球部員と記念撮影に収まるヤクルト奥川(右)と田代
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 右肘炎症のため宮崎・西都の2軍キャンプで調整中のヤクルトのドラフト1位、奥川(星稜)が「先生」になった。6日の練習終了後、西都市立穂北中を田代と訪れ、全校生徒93人に「野球にかける思い」と題した講演を行った。

 「プロにならなかったら?」の質問には「公務員です。収入が安定しているから」と回答。18歳らしからぬしっかり者は受験生に緊張しない方法を質問されると「自分も試合で上がるけど、周りに“緊張している”と伝えた方が楽になった。皆も何かしら緊張をほぐす方法を見つけてください」と話した。

 第2クール初日となった練習では室内練習場で1月14日以来、23日ぶりにキャッチボールを再開=写真。最後は30メートルまで距離を延ばし81球を投げた。4割程度の力ながら「やっとという感じ。感覚が良かった。これから強さ、距離を上げたい」と明るい表情で話した。

 今季の目標は「3勝」に設定。「開幕1軍は厳しいけど、夏前までに1軍に上がって3つ勝てれば。大谷さんもダルビッシュさんも1年目は1桁(勝利)だった」と語った。 (伊藤 幸男)

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