元広島・山本浩二氏 がん闘病を告白「4回手術しました」

[ 2020年2月7日 12:26 ]

<巨人 宮崎キャンプ>原監督と談笑する山本浩二氏(左)(撮影・西海健太郎)
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 元広島監督の山本浩二氏(72)が7日、巨人の宮崎キャンプを訪れ、がんで闘病していたことを明かした。

 山本氏は「病院と家を行ったり来たりしていました。2つのがんにおかされまして、4回手術しました」と膀胱がんと肺がんを患っていたことを告白。膀胱がんと肺がん、それぞれ2回ずつ手術したとし「おかげさまでこうして元気にやっております。キャンプに来ることは一つの活力になる。自分では信じられないくらの1年だった。皆さんも気を付けてください」と穏やかな口調で話した。今後は日本テレビの解説者として復帰する予定で「うずうずしてるよ。前より詳しくなったかもしれないぞ」とジョーク交じりに話していた。

 山本氏は昨年7月に行われた「サントリードリームマッチ2019」で「ザ・プレミアムモルツ球団」の監督を務める予定だったが、体調不良のため欠席。今年1月の法大野球部OB会では、田淵幸一氏(73)が同じ法大OBの山本氏について「体調を崩していたが、だいぶ良くなったと。4月には解説者で復帰したいと話していた」と明かしていた。

 山本氏は広島の中心打者として1975年のリーグ初優勝、79、80年の連続日本一など、チームの黄金時代を築いた。通算成績は打率2割9分、2339安打、536本塁打、1475打点で、08年に野球殿堂入りしている。

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