ソフトB・高橋礼　「曲がる」スライダー習得する！左右の揺さぶりで投球に幅

ブルペンで投げ込むソフトバンクの高橋礼（撮影・岡田　丈靖）
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　ソフトバンク・高橋礼が、スライダーの改良に取り組んだ。宮崎キャンプ第2クール初日の6日にブルペン入りし、100球の投球練習。後半はスライダーを多投し、ラスト1球もスライダーで締めた。「スライダーは曲がっていないと言われ続けてきたので、曲がるボールにしたい。肘から先に振って、早く切る動きを入れている」と曲がり幅を大きくすることがテーマだ。

　2年目の昨季は12勝を挙げ新人王を獲得。プレミア12では侍ジャパンの一員として世界一にも貢献した。アンダースローから球威のある直球で押し込むスタイルで飛躍したが、さらなる進化を遂げるためスライダーに目をつけた。「ファールを取りたい時は（変化が）小さめ、三振では大きく、とか使い分けられれば」と投球の幅を広げる狙いもある。

　球を受けた高谷は「去年よりも曲がりが大きくなった。曲がり方を操れるようになればいいんじゃないですかね」と評価した。3年目のサブマリンは、高低だけではなく、左右の揺さぶりで今季も先発陣をけん引する。