中日 ドラ5岡林 二刀流挑戦「大谷さんのような選手に」

[ 2019年12月17日 10:35 ]

<中日新入団会見>入団会見を終え2刀流に意欲を示した岡林は、ユニホーム姿でバットを手にボールをを見せアピール(撮影・椎名 航)
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 中日は16日、名古屋市内で育成選手を含む新人7選手の入団発表を行い、ドラフト5位・岡林(菰野)が二刀流の挑戦を表明した。投げては最速153キロ、打っても高校通算21本塁打、50メートル5秒8の俊足を持ち「自分には二刀流という(投手と野手の)選択肢が2つある。それを生かしたい」と宣言。与田監督も「能力の高い器用な選手。本人の意思を尊重しながらやっていき、慎重に適性を見極めないと」と当分は投手と野手の区別を付けずに練習させる方針を示した。

 父・弘樹さん(46)も三重・相可高で一塁手、社会人サンジルシ醸造には投手として入団し、最後は外野手としてプレーした“元二刀流”。「150キロを見てみたいし、走塁についてはやかましく言ってきた。どっちも見たい」とうれしい悲鳴を上げる。無限の可能性を秘める17歳は「二刀流でいくなら大谷さんのような凄い選手になりたい」と夢を語った。(徳原 麗奈)

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2019年12月17日のニュース