セーブ王・楽天の松井は4年10億円でサイン 来季は先発に転向

[ 2019年12月17日 15:20 ]

4年10億円の大型契約を結んだ楽天・松井
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 楽天の松井裕樹投手(24)が16日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。年俸は今季の1億1000円から2億5000万円に大幅アップし、来季から4年契約を結んだことを明かした。

 今季は開幕からクローザーとして自己最多の68試合に登板。38セーブを挙げ、自身初となるセーブ王のタイトルを手にした。4年契約の間にFA権を取得する見込みだが、4年10億円の大型契約に「FAをとっても楽天でやってほしいという誠意を金額に乗せてもらった。高く評価してもらってありがたい」と笑顔をみせた。

 クローザーとしてキャリアハイの数字を残したが、来季から先発に転向することを明かした。「(球団と)いろいろ話をしていく中で、来シーズンは先発をやることになりました。どこかで先発に戻りたいとずっと思っていた」。石井一久GMとも話し合い、来季は先発に挑戦することが決まった。

 セーブ王を獲得した翌年のシーズンに先発に転向するのは異例ではあるが「仲間から信頼される投手になりたい。大好きな先輩たちとビールかけをやりたい」と目を輝かせた。

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2019年12月17日のニュース