雄星、しんど勝った~!5四球も耐えて6回3失点、1カ月ぶり4勝目「自分への期待を持ちながら次に」

[ 2019年6月25日 05:30 ]

ア・リーグ   マリナーズ13―3オリオールズ ( 2019年6月23日    シアトル )

本拠地オリオールズ戦に先発したマリナーズの菊池雄星(AP)
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 長いトンネルをようやく抜けた。マリナーズの菊池雄星投手(28)が23日(日本時間24日)にオリオールズ戦に先発し、6回を5安打3失点で4勝目(5敗)を挙げた。メジャー移籍後最多の5四球と制球に苦しんだが、5月19日以来35日、6試合ぶりとなる待望の白星をつかんだ。今月17日に誕生日を迎えた28歳での初勝利を復調につなげる。

 最後の94球目は宝刀スライダーだった。菊池は6回2死二塁からブロクストンを空振り三振。大量9点リードでも厳しい表情のままマウンドを降りたが、試合後はようやく手にした4勝目にホッとした表情を浮かべた。

 「やっぱり1カ月しんどかったなあと。それが一番ですかね」。最近5試合は0勝4敗、計20回で自責点23と散々だった。この日も5四球と制球は乱れ、直球も最速は95マイル(約153キロ)を計測したが、大半が90マイル(約145キロ)前後だった。疲労軽減を目的にこの1週間は「球数も抑えてトレーニングも控えめにした。初めての取り組み」と練習量を減らすなど試行錯誤。すぐに効果は出なかったが「もっと向上させていかないといけない内容だったけど、この勝ちは気持ちの部分で大きい」と白星という“最大の良薬”が少しだけ心を軽くした。

) 技術的な手応えもつかんだ。中盤以降、日本ではあまり投げなかったチェンジアップを試投。今季最多の7球を投じ、5回には3番セベリーノから空振り三振も奪った。スコット・サービス監督も「今日目立ったのはチェンジアップ。この1勝はピッチャーにとっては大きい」と苦しんできた左腕が見せた新たな可能性に期待した。

 次回先発は29日(日本時間30日)で相手は地区首位を走る強打のアストロズ。菊池は「いい形で3、4イニング投げられたのは次につながる。まだまだ良くなると自分への期待を持ちながら次に向かいたい」と前を向いた。

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