春日部共栄 センバツは新監督が指揮へ 直前に本多監督の体罰発覚

[ 2019年1月25日 16:44 ]

センバツ出場が決まり喜ぶ春日部共栄ナイン(撮影・白鳥 佳樹)
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 宇野禎弘校長から「第91回選抜高校野球大会」出場決定の報告を受けた春日部共栄ナインは、一様に安どの表情で顔をほころばせた。

 直前には本多利治監督が、過去の暴力行為が発覚して自宅待機となる事態が起きた。主将の石崎聖太郎捕手は「校長先生の言葉を聞いて素直に喜びがあふれた。少しだけ不安があったけれど、あまり考えずに出した結果を信じて待っていた」と語った。

 現在は、植竹幸一部長と3人のコーチが指導にあたっている。本多監督については来週にも学校内の処分が決まり、2月1日には日本学生野球協会審査室会議の処分も決まる。宇野校長は「もし(センバツで指揮を)執れるくらいの処分(期間)であっても、学校としては指揮をとることはできないと考えている」とし、審査室会議で決まる処分期間にかかわらず、センバツの本番には新監督または監督代行をたてて臨む方針を示した。

 監督については「外部からの売り込みもあった」といい「時間もないので2月中旬までには決めないといけない」とし、原則として現在の野球部指導陣やOBらを候補に速やかに人選したい意向を明かした。

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2019年1月25日のニュース