大分 甲子園決勝で明豊と同県対決を!「大阪桐蔭と履正社みたいに」

[ 2019年1月25日 20:13 ]

選抜初出場が決まり喜ぶ大分ナイン
Photo By スポニチ

 グラウンドで汗を流しながら吉報を待った大分ナインは、「第91回選抜高校野球大会」出場決定の知らせに喜びを爆発させた。平成26年、28年の夏に甲子園出場経験はあるものの、選抜は初出場。足立駿主将(3年)は「新チームが始まる時に、自分たちで歴史を作ろうと言っていたので、チーム初の選抜出場を決めてうれしい」と笑顔をみせ「大分高はまだ甲子園で勝ったことがないので、その歴史を変えて誰も超えられないような歴史を作りたい。目標は日本一」と意気込んだ。

 また、同県の明豊も出場を決めたことで「県大会決勝で負けたし九州大会では対戦まであと一歩で負けて借りを返したい。以前の大阪桐蔭と履正社みたいに甲子園の決勝で同県対決をやりたい」とライバルにリベンジしての頂点を見据えていた。

 冬の間はチームの課題である打撃力の強化に取り組み、一日千回の素振りも毎日欠かさず行ってきた。「全体的に打球の質、速さ、強さが変わった」と成長に手応えを感じ自信をみせていた。

 28年夏以来、自身2度目の聖地となる松尾篤監督(45)は「決まって安心した」とほっとした表情。前回は指揮官として初の聖地で雰囲気に飲まれてしまい投手交替を失敗してしまったといい、「非常に悔いが残った。私自身も取り返したい」と雪辱を宣言した。「最大の目標は明豊を倒すこと。九州大会で負けた筑陽学園とこの2チームよりは先に負けたくないという思いを原動力にして戦っていきたい」と力を込めた。

続きを表示

2019年1月25日のニュース