五十嵐、１０年ぶりヤクルト復帰　石川と“長寿争い”だ

ユニホームに袖を通す五十嵐（撮影・島崎忠彦）
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　ヤクルトに１０年ぶりに復帰する五十嵐が、同学年の石川と「長寿」を競う。球団事務所で入団会見を行った３９歳は「（どちらが長くプレーできるか）以前から話はしていた。同僚になって、またメラメラと燃えてくる」とライバル心をむき出しにした。入団決定時には連絡が入り、ともにプレーできる喜びを語り合ったという。

　昨年末、ハワイ自主トレ中に伊東昭光編成部長から連絡を受けたが「間違い電話だと思った」と１度目はスルー。２度目の電話で「どうだ？」と打診を受け、快諾した。背番号はかつての５３。年俸はソフトバンクに所属した昨季の３億６０００万円から２０００万円プラス出来高と大幅減だが「また５３番を着て野球ができると想像できなかった。やってやるぞという強い気持ちです」と意気込んだ。　（黒野　有仁）