西武ドラ3山野辺 社会人で打撃開花 三拍子そろう“ポスト浅村”

[ 2019年1月25日 10:00 ]

西武・山野辺
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 【19年版球界“新”士録(11) 西武ドラフト3位・山野辺翔内野手】山野辺にとって、プロは遠い夢だった。桐蔭学園時代は二塁手として広い守備範囲を買われていたが、打撃面に難があった。背番号は2桁をつけていた。

 桜美林大進学後は打撃練習に時間を割き、守備でも「実戦が増えたことで自信が持てるようになった」とレベルアップした。首都大学リーグでは4度ベストナインを受賞。4年秋は打率3割超で、同大初のリーグ優勝の立役者にもなったが「まだやれるレベルではない」とプロ志望届は提出しなかった。

 プロへの思いが増したのは三菱自動車岡崎に入社後。「夢をかなえたい」と休日でも汗を流し、練習日も全体練習が始まる1時間半前の早朝から毎日ノックを受けた。1メートル70、74キロ。打撃では「バットの反動を使って強く振りたい」と1メートル71、75キロで体格が似ている楽天・茂木を参考に、バットを立てる構えに変えた。茂木は武蔵府中リトル、シニア、さらに桐蔭学園でも1学年上の先輩だった。社会人2年間で計18本塁打を放つまでに打力が増し、走攻守の三拍子そろった選手になった。

 「ポスト浅村」――。辻監督は「柳の下に2匹目のドジョウがいるかどうか」と1年目から遊撃のレギュラーになった源田の再現に期待を寄せる。山野辺は新人合同練習で誰よりも声を出し、全体練習後も黙々と打ち込んでいる。今の夢は「今まで経験していない日本一になりたい」。遅咲きのルーキーが、外崎らとの正二塁手争いに割って入る。 (武本 万里絵)

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