早大・小宮山次期監督が変革3カ条 7年ぶり優勝へナイン鼓舞

[ 2018年12月25日 05:30 ]

年内最後のミーティングをする小宮山次期監督(撮影・篠原岳夫)
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 東京六大学リーグの早大野球部が24日、西東京市東伏見の同大で年内の練習を打ち上げた。ロッテなどで投手として活躍し、来年1月1日付で監督に就任するOBの小宮山悟氏(53)も訪問。早くも、“小宮山節”をさく裂させ、来春の7季ぶりの優勝に向けてナインを鼓舞した。

 (1)「軽々しく日本一と言うな」

 選手が日本一をスローガンに掲げると「今のままでは届かない。軽々しく日本一なんて言うな。覚悟があるなら態度で示せ」と戒めた。初代監督・飛田穂洲が重んじた一球入魂の精神。「その思いをどれほど持っていけるかが大事」と説いた。

 (2)「一日を無駄にするな」

 全体ミーティング後には新4年生を集め、「(大学で野球をするのは)あと10カ月ほどしかない。あっという間。無駄な一日を過ごすな」と語り掛けた。攻守交代のダッシュなどはもちろん、私生活でも「早大野球部の金看板を背負う意味を気づいてほしい」。

 (3)「欲を出せ」

 高校時代に実績のある選手が多い中で低迷を続けている。その歯がゆさから「覚悟を持っているなら何を言ってもいい。結局は欲がどのくらいあるか。一番の選手になればチームのためになる」と求めた。来秋ドラフト候補で4番の加藤新主将はすぐに呼応し「プロに行きたい。春は打率4割、5発を目標に打ちまくる」と誓った。

 厳しさだけではない。新入生に義務づけられた丸刈りを廃止し「変な髪形にしてきたら当然言うけど、理不尽な要求はしない」。小宮山流の意識改革で名門を復活させる。(松井 いつき)

 ≪球数制限については「指導者が正しい目を」≫新潟県高野連が来春の県大会から球数制限の導入を決めたことについて小宮山氏は「一律に線引きするのは無理がある。体力をつけながら正しい投げ方を覚えていけば故障にはつながらない」との考えを示した。その上で指導者の意識向上の必要性も指摘。「正しい投げ方を教えたり投げすぎにブレーキをかけるため、指導者が正しい目を持ってもっと頑張ろうよということだと思う」とした。

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