オリ山本、チェンジアップ習得へ 先発転向「出遅れないように」

[ 2018年12月25日 05:30 ]

室内練習場で自主トレに励んだオリックスの山本
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 高卒2年目の今季、リーグ2位の36ホールドポイントを挙げたオリックスの山本由伸投手(20)が24日、来季からの先発転向をにらみ「新球」チェンジアップの完全習得を目指していることを明かした。

 「シーズン中もずっと練習していました。先発になって出遅れないように、と思って」

 チェンジアップと言えばオリックスでは金子だが「金子さんのものは投げられなかった」として山岡や沢田から学び、自分に合ったものを身につけたという。「試合で投げられる形になるか分からないが、新球みたいな感じ」。長い投球回をクリアするためには緩急の差も必要で、115キロ前後のカーブとともに磨きをかけている。

 この日は大阪市内の室内練習場で高城と自主トレ。投球練習では得意のカットボールとともに投じた。先発転向に向け「(来年1月)2日から地元岡山の練習場を開けてもらうことになりました」と、知り合いに無理を言って練習施設も確保。年末年始も休みは元日だけという野球漬けの日々を過ごし、伸び盛りの20歳は、さらに進化する。(鶴崎 唯史)

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2018年12月25日のニュース