ソフトB川島、契約更改でベンチ拡大要求「ベンチの主役なので」

[ 2018年12月25日 05:30 ]

現状維持で契約した川島(撮影・中村 達也)
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 ソフトバンク・川島慶三内野手(35)が24日、ヤフオクドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸7000万円プラス出来高払いでサインした。

 交渉の席では、ベンチでのムードメーカー役らしく、ヤフオクドームの一塁側ベンチの拡張と床の張り替えを要求し「ベンチがもう少し広かったら僕も動きやすい。ベンチの主役なので」と改善を願った。三笠杉彦球団統括本部長は「(ベンチの話は)初めての意見だったので。まずは調査します。全体として環境を良くしたいと思っている」と検討を約束した。

 今季は開幕から左投手の際にはスタメンに名を連ね、勝負どころの代打や守備固めなど日本シリーズまでフル回転。14年の移籍後最多となる91試合に出場した。「全ての打席が印象に残っている。一打席一打席を大切にしているので、悔いは残していない」と振り返った。

 2年契約最終年となる来季に向け、川島は「若い子も出てくるので残れるように。開幕からずっと1軍にいられるようにしたい」。守備位置も本職の二塁以外も守る準備をするとし「困ったらファーストとか、バックアップできるように」と14年目のシーズンを見据えた。

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2018年12月25日のニュース