雄星 メジャー全30球団OK!面談へ渡米 本格交渉「楽しみ」4連発

[ 2018年12月17日 05:30 ]

米国へ出発する菊池(撮影・篠原岳夫)
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 西武からポスティングシステムで大リーグに挑戦する菊池雄星投手(27)が16日、獲得希望球団との面談のため、成田空港から米ロサンゼルスへ出発した。現地ではスコット・ボラス代理人(66)が所有するトレーニング施設や事務所の近くに宿泊予定で、自主トレを進めながらいつでも交渉に出向く態勢は万全。全30球団OKの姿勢も改めて示し、いよいよ本格交渉に臨む。

 成田空港の出発ロビー。グレーのジャケット姿の菊池は終始、引き締まった表情で取材に応じた。気負いは全く感じられない。

 「この渡米が一つのきっかけになるのかなと思う。ライオンズで9年間プレーして認めてもらい、やっとの思いでという気持ち。全てのプロセスを楽しみながら進んでいけたらなと思います」

 花巻東時代から夢見ていたメジャーの舞台。各球団との面談、交渉を前に「楽しみ」という言葉を4回使い、心境を表現した。

 「30球団OKか」との問いには「もちろん」と即答。争奪戦は現時点でジャイアンツ、マリナーズが有力とみられるが「まだ正式なオファーも来ていないし、基本はスコット(ボラス代理人)の話を信じてやるだけなので」と冷静に話した。交渉のポイントは「自分のベストなパフォーマンスを出せるよう(な球団)に」と強調。家族を含めた環境面も考慮に入れて決断する。

 自主トレも同時進行。ロサンゼルスに到着後に即、キャッチボールを再開する予定だ。場所はもちろん、ボラス氏が所有する超豪華なトレーニング施設。この近隣のホテルを拠点に事務所と施設を行き来する。「トレーニング施設の横にホテルを借りた。事務所も近いし、すぐにミーティングできるような場所にいるようにはしています」。臨戦態勢は完璧に整っている。

 交渉期限は米東部時間の1月2日午後5時(日本時間同3日午前7時)。菊池の希望を踏まえ、ボラス氏が最高の条件を引き出すべくギリギリまで交渉を続けるとみられる。

 「(交渉は)年は明けるんじゃないですか。早く決まったとしても年が明けるまでしっかりトレーニングをして帰ってくる」。納得いくまでの交渉と、来季活躍への土台づくり――。強い意志を胸に機上の人となった。

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