阪神・糸原 島根愛 もっと活躍して阪神公式戦を地元で

[ 2018年12月17日 05:30 ]

地元島根の野球少年たちに打撃のアドバイスをする糸原
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 阪神の糸原健斗内野手(26)が地元島根県・雲南市の大東公園体育館で行われた「夢発見野球教室」に参加。210人の子どもたちと触れ合い、「島根県を元気にしていきたい」と自身の活躍で、1952年以降遠ざかっている阪神の公式戦開催に夢をはせた。

 今オフ初めての島根凱旋(がいせん)。糸原が地元のPRは「俺がやる」と言わんばかりに意気込んだ。

 「一番応援してくれて熱い。声援が力になるし、活躍することで明るくなれる」

 野球教室では子どもたちからだけではなく、会場のいたるところで「糸原選手〜」とひっきりなしに歓声が聞かれた。スーパースター級の扱いだが、「(島根県出身の)プロ野球選手が少ないので応援してくれる人がすごい多い」と苦笑いしつつも、感謝した。現役では和田(ソフトバンク)、梶谷(DeNA)、福山(楽天)の4人しかいない。

 島根県といえば出雲大社や玉造温泉などが有名だが、ブランド総合研究所が10月15日に発表した『全国都道府県別魅力度ランキング2018』では32位だった。糸原は「明るい話題を届けたい」と野球で活躍することで島根県を全国にアピールしていくつもりだ。「盛り上がるなら(やってほしい)。地元の方も来られるので」と将来的に島根県内での阪神戦開催を願った。

 その島根県で阪神が公式戦を行ったのは過去に5試合のみ。しかも1952年6月11日の大洋戦を最後に遠ざかっている。県庁所在地の松江市の人口が県内最多の約20万人しかなく、大阪や広島からのアクセスを考えればハードルは高いが、隣の鳥取県では15試合も行われており、実現不可能とは言えない。

 かつて巨人戦が行われた松江市営の他に、現在、県立浜山公園野球場(出雲市)でも内野席の増席や3階建てのメインスタンドを構築するなど、2020年の完成を目指した改修も行われ、ハード面での準備は整いつつある。

 「チームとして悔しい思いをしたので、来年に向けてしっかり練習して頑張っていきたい」。目指すは島根の星。そして、その先に凱旋というご褒美があればうれしい。(長谷川 凡記)

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