ジャイアンツ秘策あり 雄星口説く!ポージー投入 メジャーNo.1捕手面談同席検討

[ 2018年12月15日 08:10 ]

ジャイアンツのポージー(AP)
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 西武からポスティングシステムで大リーグに挑戦する菊池雄星投手(27)が来週中にも行う獲得希望球団との面談に、争奪戦で本命視されるジャイアンツがバスター・ポージー捕手(31)の同席を検討していることが13日(日本時間14日)、分かった。ワールドシリーズ制覇に3度導いたメジャーを代表する女房役が直接ラブコールを送って、交渉を優位に進めたい考えだ。

 ジャイアンツは、マイナーの人材を発掘するウインターミーティング最終日恒例の「ルール5ドラフト」で2人の左腕投手を獲得したが、菊池獲りへ手を緩めるつもりは毛頭ない。その一つがポージー投入のプランだ。

 12年に首位打者とナ・リーグMVPに輝き、球宴には6度選出。3度の世界一に貢献した「メジャーNo・1捕手」。海を渡る菊池にとって、これほど頼もしいパートナーはいない。野球談議を交わすだけでなく、チームの雰囲気、住みやすさなどを選手の目線で直接伝えることができる。

 ポージーは昨オフ、エンゼルス入りした大谷の面談にも参加。ドジャースも、ダラス在住のエース左腕カーショーが駆けつけた。ただ、昨年は12月4、5日の面談。米国ではクリスマス時期が近づくほど現役選手の参加は困難となる。

 しかし、ポージーは今年8月にでん部を手術し、東海岸の自宅に戻ることなく本拠地サンフランシスコでリハビリ中。これが「ケガの功名」でスケジュールの調整が容易になった。10球団以上の争奪戦となる可能性のある中で、計り知れないアドバンテージとなる。

 ファーハン・ザイディ編成本部長が10日のウインターミーティング初日に予告していたスコット・ボラス代理人との初交渉は11日の深夜、2時間にわたって行われた。和やかな雰囲気で行われ、関係者は「(ジ軍は)好感触を得たようだ」と話した。翌12日に同本部長は、早くも面談に参加する方針を地元記者に公表。ブルース・ボウチー監督も「彼の才能を目にすれば、それは欲しいよ。彼のような投手がいればチームは強くなる」と獲得を熱望している。

 大リーグ公式サイトは、先発投手でカイケル(アストロズからFA)に次いで現在2番目の目玉と格付けする。名女房役が「初コンビ」で菊池の心をつかみにかかる。

 《バスター・ポージー》

 ★生まれ&サイズ 1987年3月27日生まれ、米ジョージア州出身の31歳。1メートル85、95キロ。右投げ右打ち。

 ★プロ入り&デビュー フロリダ州立大から08年ドラフト1巡目(全体5番目)指名でジャイアンツ入り。09年9月11日に初出場。

 ★主なタイトル 10年新人王に輝き、12年に首位打者とMVPを獲得。シルバースラッガー賞4回、ゴールドグラブ賞1回。

 ★契約 13〜21年の9年総額で1億6700万ドル(約190億3800万円)。今季年俸は2140万ドル(約24億4000万円)。

 ★世界一請負人 10、12、14年のワールドシリーズ制覇に加え、17年WBCでも打率.313、2本塁打と活躍し米国を初優勝に導いた。

 ★新ルール発端 11年5月に本塁上の危険なタックルで大ケガを負い、14年に「コリジョン・ルール」導入のきっかけに。「ポージー・ルール」とも呼ばれた。

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