“5連続敬遠”河野和洋さん 夢は指導者で甲子園「松井のような選手育てたい」

[ 2018年12月15日 08:30 ]

研修会を受講する河野和洋氏(撮影・篠原岳夫)
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 プロ野球経験者が学生野球の指導者になるためのプロ側の資格回復研修会が14日、都内で行われ、136人が受講した。明徳義塾の投手として、92年夏の甲子園で星稜・松井秀喜を5連続敬遠した河野和洋さん(44)も出席。

 「いろいろな方のお力をいただいて受講でき、大変勉強になった。いつの日か指導者として甲子園に出て、(母校の)馬淵監督と対戦したい」と話した。

 河野さんは専大卒業後、社会人ヤマハを経て米独立リーグでプレー。昨年までは海外プロ球団出身者は研修に参加できなかったが、今年から可能に。この日は日本のプロ球界OBらとともに講義に熱心に耳を傾けた。

 社会問題ともなった5連続敬遠の試合以来、甲子園には行っていないという。再びあの舞台に。そして「松井や(専大で同期の)黒田のような選手を育てて、プロ野球に送り込みたい」と夢を語った。(鈴木 勝巳)

 ▼DeNA前GM・高田繁氏 指導者資格を取っていれば高校生や母校でも技術的アドバイスができる。

 ▼前巨人内野守備走塁コーチ・井端弘和氏 いつかは高校野球の監督をやってみたい。技術だけでなく、社会で通用する人間づくりができれば。

 ▼前巨人2軍監督・川相昌弘 母校(岡山南)を指導するチャンスがあれば一番の恩返しになる。

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2018年12月15日のニュース