ソフトB、地元で2連勝!上林先制弾&デスパ特大弾 投打噛み合い快勝 シリーズ新本拠11連勝

[ 2018年10月31日 21:55 ]

SMBC日本シリーズ第4戦   ソフトバンク4―1広島 ( 2018年10月31日    ヤフオクD )

3回2死 上林の先制2ランの打球を見つめる東浜(中央)らソフトバンクナイン(撮影・三島 英忠)
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 ソフトバンクが一発攻勢で広島・野村を攻略し、本拠で2連勝。投げては先発の東浜が5回1失点と好投し、6回からは継投で逃げ切り。工藤監督の代打策もピタリと的中するなど投打が噛み合って4―1で快勝し、対戦成績を2勝1敗1分けとした。ソフトバンクは本拠で、日本シリーズ最多連勝記録を更新する11連勝。これまでの最多記録は巨人の10連勝で、70〜73年にかけて後楽園で記録していた。

 3回2死まで野村に無安打に抑えられていたが、9番・甲斐がチーム初安打。続く1番・上林が野村のスライダーをとらえ、右翼席中段へ先制の2ランを放った。4回に鈴木のソロで広島に1点差に迫られたが、直後にデスパイネが左翼へ特大の今シリーズ2号ソロ。一発攻勢で野村から3点を奪った。

 3―1とリードした6回1死一、三塁の場面では、工藤監督が今季32本塁打を放った松田宣に代打・長谷川勇を起用。指揮官が短期決戦ならではの采配を見せると、長谷川勇は3番手・今村から中前適時打を放って貴重な追加点をもたらした。

 先発の東浜は4回に鈴木にソロを浴びたが、5回4安打1失点と好投。6回からはモイネロ、武田、嘉弥真とつなぎ、最終回を守護神・森が締めて逃げ切った。

 広島は、先発・野村が3回と4回にいずれも2死から本塁打を被弾。前日に驚異の追い上げを見せた打線も鈴木のソロのみに終わり、敵地で連敗を喫した。

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