阪神ドラ6湯浅 BC富山・伊藤監督直伝スライダーで新人王目指す

[ 2018年10月31日 05:30 ]

笑顔で投球ポーズを決めるBC富山の湯浅(撮影・平嶋 理子)
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 阪神からドラフト6位指名されたBC富山の湯浅京己投手(19)が30日、富山市内で指名あいさつを受け、近い将来に独立リーグ出身者初となる新人王を目指す決意を示した。

 「(監督から)こっからが勝負だぞと。今のうちにしっかり練習して頑張れよと言われました。賞を獲れるような投手になれれば」

 伊藤智仁監督は150キロを超える直球と代名詞である高速スライダーを武器にヤクルトで活躍し93年には新人王を獲得した。ともに入団1年目となった今季は「体の使い方」を中心に指導を受けた。球のキレが落ちた夏場には2人でミニキャンプを張ったといい、9月17日の福井との西地区チャンピオンシップ第2戦では自己最速151キロを計測した。

 福島・聖光学院から入団し、来年はまだ高卒2年目と若い。指名後には指揮官がプロデュースした地元のコシヒカリ「キリキリ米」を贈られたといい、食べてさらに体をつくっていく。直伝されたスライダーにも磨きをかけ、近い将来は打者を“きりきり舞い”させるシーンを頭に描いた。

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2018年10月31日のニュース