ハム上沢 2戦連続完封5勝 ダル以来球団7年ぶり

[ 2018年5月24日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム2―0ロッテ(9回表無死降雨コールド) ( 2018年5月23日    ZOZOマリン )

<ロ・日>8回、藤岡裕を打ち取り雨の中でガッツポーズを見せる日ハム・上沢(撮影・白鳥 佳樹) 
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 降りしきる雨にも負けず、日本ハム・上沢がマウンドを守り抜いた。8回5安打無失点。9回表無死で降雨コールドとなり、自身初の2試合連続完封勝利でチームトップの5勝目だ。「環境は言い訳にできない。相手も同じ状況。結果を残し続けることを意識した」と話す表情に、たくましさがあった。

 マウンドはぬかるみ球が滑った。フォークが抜けるため、チェンジアップやカットボールを勝負球に選択。8回は先頭の鈴木に左中間三塁打される大ピンチもしのいだ。生まれ育った千葉県にあるZOZOマリンではプロ入りから5戦5勝と無敗を継続した。連続イニング無失点も22に伸び、リーグトップの防御率は1・18となったが、24歳は「自分の力を出してチームが勝てればいい」と謙虚に締めた。 (町田 利衣)

 ▼日本ハム・清宮(2試合連続先発出場も3打数無安打で打率・155)あとちょっと、というところ。自分の中で悪い感覚はない。ちゃんと当たれば安打になる。

 《ダル以来球団7年ぶり》上沢(日)が9回表無死コールドながら自身初の2試合連続完封を達成。2試合連続完封勝利は今季の武田(ソ)以来。チームでは、ダルビッシュが11年5月25日中日戦から6月8日中日戦で3試合続けて以来7年ぶりだ。なお、連続試合完封のパ記録は前記ダルビッシュまで8人(9度)が記録した3試合。

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