多崎初完封!駒大V残った 5季ぶり1部昇格最初のシーズン

[ 2018年5月24日 05:30 ]

東都大学野球第7週第2日   駒大3―0中大 ( 2018年5月23日    神宮 )

<中大・駒大>リーグ戦初完封を飾った駒大・多崎(撮影・近藤 大暉)
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 2回戦1試合が行われ、駒大の多崎蒼司投手(4年)が中大を5安打に抑え、自身初完封。4番・岡田耕太内野手(4年)も2戦連発となる先制2ランを放ち、連勝で勝ち点を3に伸ばして首位に並んだ。中大は勝ち点1で最下位となり、2部との入れ替え戦が決定した。第2試合の国学院大―立正大の2回戦は雨天中止で24日に順延された。

 「タザキ!タザキ!」「オカダ!オカダ!」。試合後、駒大のロッカールームに響き渡る大合唱。5季ぶりの1部昇格最初のシーズンを勝ち点3で締めくくったナインは投打のヒーローの名前を叫んで喜びを爆発させた。

 自身初完封となる2勝目をマークした多崎に、大倉孝一監督は「4年生の自覚で投げ切ってくれたね」と9回2死満塁を切り抜けた右腕を笑顔で褒めた。多崎も「岡田(耕)から“俺が打つから抑えろよ”と言われてました。実行できてうれしい」と満足の笑みだ。

 その岡田耕は6回に先制の左越え2ラン。逆転サヨナラ3ランを放った前日に続く殊勲の一打に「感触は残しながら頭はクールにいきました」と振り返った。大倉監督は「他校の星取りは気にしません」と話したが、優勝に望みをつないだ。

 ▽優勝の行方 東洋大、駒大、国学院大の3校に絞られた。東洋大は最終週の亜大戦で勝ち点を挙げれば優勝。駒大は国学院大―立正大2回戦で立正大が勝ち、東洋大が亜大戦で勝ち点を落とせば勝率で優勝。国学院大は立正大2回戦に勝ち、東洋大が勝ち点を落とすと優勝となる。

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