マエケン8回零封3勝目 指揮官絶賛「圧巻の投球だった」

[ 2018年5月19日 05:30 ]

ナ・リーグ   ドジャース7―0マーリンズ ( 2018年5月17日    マイアミ )

<マーリンズ・ドジャース>8回を2安打無失点に抑え3勝目を挙げた前田(AP)
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 会心の投球だった。ドジャース・前田が今季最長の8回を投げ、2安打無失点で今季3勝目。自身5試合ぶりの白星で、チームの連敗も6で止めた。

 「僕の場合、立ち上がりが凄く大事。そこを乗り切れたのが大きかった」。初回は直球とスライダーだけの14球で3者凡退に抑え、波に乗った。最速93マイル(約150キロ)の直球に宝刀スライダー。このシンプルな配球がさえ渡り、8三振を奪った。96球を投げ、ストライクは71球。無四球に加え、今季最高のストライク率74%を記録するなど制球力も光り「(これまでは)投げ急いでいた。フォームをもう一度ゆったり、しっかり(軸足に)立ってから投げるのを意識した」と話した。

 メジャー3年目での初完封こそ逃したが「気持ちを入れて投げた」と納得のマウンド。デーブ・ロバーツ監督も「ケンタはストライクゾーンを攻めていた。圧巻の投球だった」と絶賛した。エースのカーショーら主力に故障者が続出する中、背番号18が頼りだ。 (笹田幸嗣通信員)

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