大谷 “初体験”98マイル左腕に即対応し手応え「内容濃い打席多い」

[ 2018年5月19日 16:01 ]

ア・リーグ   エンゼルス3―8レイズ ( 2018年5月18日    アナハイム )

レイズ戦の2回、第1打席で二塁打を放ち、打球の行方を目で追う大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が18日(日本時間19日)、本拠地でのレイズ戦に「5番・DH」でスタメン出場。2回の第1打席に左中間突破の二塁打を放つなど、3打数1安打1四球で2試合連続の安打を記録した。チームは3―8で敗れて4連敗。

 大谷は「結果的に負けたので、もう少しできたなと思うところはたくさんある」と4連敗を悔しがったが、「内容的には濃い打席の方が多いかなという印象なので。そこは個人的には次につながる打席の方が多いなとは思っています」と打席内容については納得の表情を見せた。

 レイズの先発左腕ブレーク・スネルと対戦した第1打席はフルカウントから、98マイルの快速球を完ぺきにとらえて左中間突破の二塁打。「左投手の98マイルというのは今まで体験したことがなかった。どうやって打ったらいいんだろうなと。ビデオもそうでしたけど、打席に入っても速いなと感じました」と速球に驚いたが、「そこに対して数球でしっかり対応していけたのは良かったと思っています」とうなずいた。

 この日は全4打席が左腕との対戦。「個人的には嫌いではないので。そんなにマイナスイメージを持って打席には向かってない」と苦手意識はなし。ここまでメジャーでは対左の成績は18打数4安打で打率・222だが、「実際まだ打席が少ないので、率うんぬんは正直参考にはならないかなというのはある。見え方も悪くないですし、捉え方も右と比べてもそんなに悪くないのかなと思っています」と手ごたえを口にした。

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